Subject   : 貿易統計(customs statistics)

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 貿易統計(customs statistics)
 輸出または輸入された物資のすべての動きをとらえるため、財務省が毎月、毎年、税関の資料をもとに作成、発表するもので、外国通関実績ともいう。

 計上価格は、輸出はFOB、輸入はCIFで1,000円単位で集計する。外国為替統計ではつかめない無為替輸入もつかめることが特徴。

● 貿易・サービス収支(goods and service account)
 国際収支のうち、モノの輸入と輸出のバランスを表す「貿易収支」とサービスの流れを表す「サービス収支」を合わせたもの。
 日本ではIMF基準に準拠した国際収支の新統計に切り替えたのに伴って1996年から導入された。サービス収支は従来の貿易外収支から対外直接投資収益や証券投資収益、労働所得などを除外して、貿易取引と同様の性質を持つサービス取引をまとめたもので、輸送、旅行、金融、情報などサービスの種類別に細かい内訳を算出している。海外旅行者増や貿易量増加による運送費支払い増などにより、サービス収支は赤字基調になっている。
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