Subject : 即時グロス決済 (real-time gross settlement)
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即時グロス決済 (real-time gross settlement)
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頭文字を取ってRTGS方式と呼ばれる。金融機関の間で行われる国債取引で1回取引するごとに即時に決済する方式。
2001年1月から、日銀が導入した。それまでは、約定から4日目の午後3時に複数の相手先との売買を相殺して決済する「時点決済」方式となっていた。しかし、この方式だと約定から決済までの間に金融機関の破たんが起こると連鎖的に資金決済が滞る「システミックリスク」が避けられない。RTGS化により、今後さらに金融機関の破たんが起こった場合でも、「システミックリスク」を極力小さくしていくことを狙っている。しかし、RTGSになると金融機関は決済のために多額の資金が必要になるなど負担が増す面もある。
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