Subject   : 企業結合会計(pool accounts)

カテゴリー : ビジネス > 


 企業結合会計(pool accounts)
 M&A(企業の合併・買収)や株式交換・移転に絡む会計処理を定めた会計基準。

 企業結合には経済的実態として「取得」と「持ち分の結合」という2つの考え方がある。このいずれかの形態で企業が結合する際の会計処理のことを企業会計結合と呼ぶ。「取得」の場合はパーチェス法、「持ち分の結合」の場合は持ち分プーリング法が使われる。日本では2006年4月1日開始の事業年度から適用が始まった。日本では「買収者と被買収者を区別できない対等な合併が起こり得る」との産業界の要望もあり、対等合併の場合に限りプーリング法を認めている。これに対し国際会計基準や米国基準では、被買収企業の純資産にどれだけ超過額(のれん)を支払ったのかが明確になるパーチェス法に一本化している。


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