Subject : 熱映像(thermal imagery)
カテゴリー : 技術 >
熱映像(thermal imagery)
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常温付近の物体の最大輻射波領域であるとともに、大気の窓でもある8〜14μmの熱赤外領域を利用して、熱赤外線検知器により、地表から放射される電磁エネルギーを遠隔から面的に走査して得られる映像。
また、夜間監視カメラ、製造工程監視などの幅広い分野で利用されている。大気吸収やグランドトルースデータによる補正を行うことにより、地表面温度分布が得られ、活火山の監視や地熱調査に利用されている。9〜10μmの波長帯では高度20km付近のオゾン(O3)層による吸収があるため、従来は航空機による測定が主流であった。しかし最近では、10〜12μmの波長帯のセンサが衛星上に搭載されている。
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