Subject : 氷河地形(glacial landforms)
カテゴリー : 技術 >
氷河地形(glacial landforms))
-
氷河の流動に伴う浸食および堆積により形成された地形の総称。
高緯度地域に発達し大陸規模の広がりを示す氷床(ice sheet)と中高緯度の山岳地域に発達する山岳氷河(mountain glacier)に大別される。
氷河に運ばれた堆積物である漂礫土(till)からなる堆積地形をモレーン(moraine)という。山岳氷河の側方や末端、氷床の前縁には土手状のモレーンができる。エスカー(esker)は氷床内部や基底部を流れる融氷水に運ばれ堆積した砂礫が、氷河が後退した後に地表に現れた筋状の堆積地形である。また、氷河による浸食地形には圏谷(カール)、U字谷などがある。氷床による浸食は緩い起伏のある平坦地を作りやすいため、氷床の後退のあとには多数の湖を形成することが多い。
- ●
-
⇒
[メニューへ戻る]
[HOMEへ戻る]
[前のページに戻る]